ミツウロコGが23年3月期連結利益予想の増額修正と増配を発表
ミツウロコグループホールディングス<8131>が7日取引終了後、23年3月期連結業績予想の増額修正と増配を発表した。また、自社株買いの実施も明らかにした。売上高は3400億円(前期比36.0%増)で据え置いたが、純利益は30億円から48億円(同約2.5倍)に上方修正した。コア事業のひとつである電力事業において、厳しい電力需給への対応が急務となるなか、電力卸売り市場の価格高騰の影響を低減するとともに電力需給バランスを調整する仕組みである「デマンドレスポンスサービス」の顧客への提供を推進した。これに伴う、売上原価の大幅な低減が業績拡大に寄与した。これを受け、今期の期末一括配当も従来予想に比べ5円増の32円(前期比7円増)とすることを発表した。
更に、8日の午前8時45分、東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)において55万株(発行済み株式数の0.91%)、6億3525万円を上限に1株1155円で買い付けることも公表した。