決算マイナス・インパクト銘柄 【東証スタンダード・グロース】引け後 … キッズバイオ、ホーブ、ビーマップ (2月7日発表分)
―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証スタンダード・グロースの銘柄である。株価が決算発表前日の2月6日から7日の決算発表を経て8日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.4 ビーマップ <4316>
23年3月期の連結最終損益を従来予想の6000万円の黒字→2億3000万円の赤字(前期は1億5500万円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。赤字額は前期末の純資産を30.6％毀損する規模となった。
▲No.5 万世電機 <7565>
23年3月期の連結最終利益を従来予想の5億3000万円→3億3000万円(前期は3億9500万円)に37.7％下方修正し、一転して16.5％減益見通しとなった。
▲No.6 カンロ <2216>
22年12月期の経常利益(非連結)は前の期比55.0％増の20億円に拡大したが、23年12月期は前期比0.0％減の20億円とほぼ横ばい見通しとなった。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<9685> ＫＹＣＯＭ 東Ｓ -10.19 2/ 7 3Q 21.90
<7096> ステムセル研 東Ｇ -9.06 2/ 7 3Q 71.90
<6227> ＡＩメカ 東Ｓ -8.48 2/ 7 上期 赤転
<4316> ビーマップ 東Ｇ -7.98 2/ 7 3Q 赤拡
<7565> 万世電機 東Ｓ -5.52 2/ 7 3Q 82.67
<2216> カンロ 東Ｓ -5.08 2/ 7 本決算 -0.05
<6647> 森尾電 東Ｓ -4.20 2/ 7 3Q -72.75
<8841> テーオーシー 東Ｓ -3.46 2/ 7 3Q -13.21
<9537> 北陸ガス 東Ｓ -2.76 2/ 7 3Q 赤拡
<5973> トーアミ 東Ｓ -1.78 2/ 7 3Q 赤転
<7268> タツミ 東Ｓ -1.56 2/ 7 3Q 赤拡
<2819> エバラ食品 東Ｓ -1.29 2/ 7 3Q -8.77
<4584> キッズバイオ 東Ｇ -1.01 2/ 7 3Q 赤縮
<3712> 情報企画 東Ｓ -1.00 2/ 7 1Q -1.53
<7932> ニッピ 東Ｓ -0.98 2/ 7 3Q -13.12
<9057> 遠州トラック 東Ｓ -0.97 2/ 7 3Q -2.31
<8085> ナラサキ 東Ｓ -0.89 2/ 7 3Q 15.33
<6392> ヤマダコーポ 東Ｓ -0.75 2/ 7 3Q 16.73
<4094> 日化産 東Ｓ -0.60 2/ 7 3Q -19.10
<9049> 京福電 東Ｓ -0.59 2/ 7 3Q 72.24
<7521> ムサシ 東Ｓ -0.46 2/ 7 3Q 45.76
<3537> 昭栄薬品 東Ｓ -0.40 2/ 7 3Q 75.37
<7486> サンリン 東Ｓ -0.29 2/ 7 3Q -37.18
<9890> マキヤ 東Ｓ -0.28 2/ 7 3Q 1.35
<7339> アイペット 東Ｇ -0.28 2/ 7 3Q 423.94
<1382> ホーブ 東Ｓ -0.25 2/ 7 上期 19.32
<7292> 村上開明 東Ｓ -0.21 2/ 7 3Q 2.80
<7417> 南陽 東Ｓ -0.15 2/ 7 3Q 5.73
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした8日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
