コスモスイニシア---3Qは増収、レジデンシャル事業を除く事業がいずれも増収

材料
2023年2月10日 15時49分

コスモスイニシア<8844>は9日、2023年3月期第3四半期(22年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比8.0%増の623.84億円、営業損失が19.37億円(前年同期は10.06億円の損失)、経常損失が22.61億円(同14.73億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失が9.00億円(同11.02億円の損失)となった。

レジデンシャル事業の売上高は前年同期比8.6%減の214.21億円、セグメント損失は4.29億円(前年同期は3.34億円の利益)となった。豪州での分譲住宅の引渡があった一方で、新築マンション及びリノベーションマンションの引渡戸数が減少した。

ソリューション事業の売上高は前年同期比3.2%増の286.90億円、セグメント利益は同42.2%減の15.86億円となった。収益不動産等販売において増収となった一方で、前年同期において高収益物件の引渡があったことによる反動等があった。

宿泊事業の売上高は前年同期比314.3%増の29.00億円、セグメント損失は19.58億円(前年同期は23.24億円の損失)となった。第2四半期連結累計期間までは新型コロナウイルス感染症の影響による厳しい事業環境が継続したが、稼働施設数の増加及び稼働の改善等があった。

工事事業の売上高は前年同期比50.6%増の97.70億円、セグメント利益は3.53億円(前年同期は2.17億円の損失)となった。オフィス移転・内装工事の受注が増加した。

2023年3月期通期については、売上高が前期比16.4%増の1,250.00億円、営業利益が同4.4%増の35.00億円、経常利益が同14.9%増の30.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同29.1%増の22.00億円とする、2022年11月9日に公表した連結業績予想を据え置いている。

《NS》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.