10万円以下で買える、大幅増益&低PER 23社【プライム】編 <割安株特集>
少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。ネット証券では顧客開拓のため、約定金額が低い取引の手数料を重点的に引き下げる傾向にあり、投資家は手数料を気にせずに売買が可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには留意したい。
東証プライム上場企業では478銘柄が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は今期の経常利益が前期比20%以上の大幅増益を見込み、割安を見分ける基準となるPER(株価収益率)が10倍未満の銘柄に注目してみた。
下表は東証プライム上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)今期経常利益が前期比20%以上増益、(3)予想PERが10倍未満――を条件に投資妙味が高まる23社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PERは10日現在)
なお、2月12日(日)16時00分に「10万円以下で買える、大幅増益&低PER【スタンダード】編」を配信する予定です。ご期待下さい。
最低投資 ┌ 経常利益┐ 予想
コード 銘柄 金額 増益率 今期 PER
<2982> ADWG 14500 96.2 1870 5.7
<7971> 東リ 24700 109 2600 9.3
<3864> 三菱紙 29000 78.2 3500 8.5
<8291> 日産東HD 31600 24.2 5200 7.8
<6632> JVCケンウ 40400 147 21000 4.1
<9514> エフオン 49300 87.4 2200 7.1
<7180> 九州FG 49400 48.0 36500 8.5
<7212> エフテック 53700 85.8 2400 6.7
<6480> トムソン 61200 44.2 10800 5.9
<6440> JUKI 61500 158 3000 9.5
<5288> アジアパイル 65200 154 5500 6.7
<7337> ひろぎんHD 67500 36.7 37000 8.4
<3173> コミニックス 76300 29.3 1010 8.1
<7561> ハークスレイ 77300 52.3 2100 8.9
<8070> 東京産 77400 44.8 3800 7.4
<4611> 大日塗 82000 21.2 4200 7.1
<7283> 愛三工 85100 36.5 14000 6.3
<5991> ニッパツ 85900 30.4 40000 8.2
<3454> Fブラザーズ 86400 86.2 2525 6.1
<5803> フジクラ 92500 102 69000 7.2
<3393> スタティアH 95600 189 1600 8.9
<1802> 大林組 98000 88.6 94000 9.9
<3105> 日清紡HD 98000 32.4 27000 8.5
※単位は最低投資金額が円、増益率が%、経常利益が百万円、予想PERは倍。
※対象条件について、直近予想の「最終利益が経常利益の80%以上」の企業は、特別利益や税控除などにより一時的に最終利益がかさ上げされているケースが多いため、対象から除いた。
株探ニュース