CEホールディングス---1Qは増収・2ケタ増益、ヘルスケアソリューション事業が2ケタ増益
CEホールディングス<4320>は10日、2023年9月期第1四半期(22年10月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比9.0%増の30.76億円、営業利益が同72.4%増の1.95億円、経常利益が同69.2%増の1.95億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が0.98億円(前年同期は0.07億円の利益)となった。
ヘルスケアソリューション事業の受注高は前年同期比2.9%増の28.69億円、受注残高は同8.5%減の45.54億円、売上高は同4.8%増の29.45億円、セグメント利益は同53.8%増の2.12億円となった。電子カルテシステムは、医療機関向けの自社パッケージ製品である「MI・RA・Isシリーズ」を中心に、他社の医事会計システム等の部門システムや、ハードウエア等を組み合わせ、主に中小病院向けに販売し、引き続き好調に推移した。製薬会社・医療機器メーカー等からの医薬品・医療機器等の臨床開発支援は、前期の受注が好調であったことから前年同期比で売上は増加した。
マーケティングソリューション事業の受注高は1.06億円(前年同期は0.06億円)、受注残高は1.02億円(同0.05億円)、売上高は1.30億円(同0.11億円)、セグメント利益は同0.01億円(同0.01億円の損失)となった。企業や組織向けのWebサイト再構築(リブランディング)やWebプロモーション支援(Web広告の企画・制作・運用。SNSを含む)、並びにデジタルマーケティング人材の育成等を行い、同セグメント業績に寄与した。デジタルサイネージは、公共・商業施設向けの販売等を行ったが、商業施設向けは、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた。
2023年9月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比4.7%増の143.50億円、営業利益が同6.7%増の11.00億円、経常利益が同5.3%増の11.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同3.7%増の6.10億円とする期初計画を据え置いている。
《NS》