ランドコンピュータ---3Qも2ケタ増収増益、連結業績予想の上方修正に加え期末配当金の増配を発表

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2023年2月17日 9時44分

ランドコンピュータ<3924>は13日、2023年3月期第3四半期(22年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比22.5%増の81.49億円、営業利益が同53.8%増の7.59億円、経常利益が同53.4%増の7.65億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同23.8%増の4.59億円となった。

システムインテグレーション・サービスの売上高は前年同期比13.1%増の44.89億円となった。金融分野については、金融機関向けシステム開発案件において、大規模開発プロジェクトの収束による影響及びプロジェクトの延伸等により銀行分野の売上が4.6%減少したが、クレジットカード分野における統合案件等による売上が増加し第3四半期から前年を上回った。また、産業・流通分野については、エネルギー関連分野向け受託開発案件、流通分野向け基幹システム構築案件等の売上が増加、公共分野については昨年度から続いている大型プロジェクト案件受注による売上が増加したこと等により大きく伸長している。

インフラソリューション・サービスも売上高は同11.4%増の8.87億円となった。第1四半期では前年比減少していたが、DX推進の中心であるクラウド開発案件の受注が大きく増加し、また半導体不足の影響も緩和されてきており、基盤構築・導入案件の受注が増加したことにより、増収となった。

パッケージベースSI・サービスの売上高は同47.1%増の27.72億円となった。同社におけるDX推進の中心であるクラウド分野のSalesforce関連の導入支援及びアドオン開発の全社展開における大型案件獲得等により売上が大きく増加した。また子会社インフリー社での中心ビジネスであるSAP関連の導入支援及びアドオン開発の売上も大きく増加している。さらに子会社NESCO SUPER SOLUTION社(2023年1月1日付で株式会社テクニゲートへ商号変更)が展開する会計パッケージの導入支援、保守及びアドオン開発等の売上が新たに加わった結果、大幅な増収となった。

2023年3月期通期については、同日、連結業績予想の上方修正を発表した。売上高が前期比19.3%増(前回予想比7.0%増)の114.50億円、営業利益が同27.2%増(16.8%増)の11.10億円、経常利益が同27.4%増(同16.7%増)の11.20億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同10.0%増(同11.3%増)の6.90億円としている。また、通期連結業績予想の修正に伴い、期末配当金において1株当たり3.00円を増配することを発表した。2023年3月期の1株当たりの配当金は、中間配当金14.00円、期末配当金17.00円となり、年間配当金は31.00円となる予定。

《SI》

提供:フィスコ

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