東京株式(前引け)=前日比159円安、米株安で利益確定売りが先行
17日前引けの日経平均株価は前日比159円08銭安の2万7537円36銭。前場のプライム市場の売買高概算は5億6377万株、売買代金は1兆3535億円。値上がり銘柄数は560、値下がり銘柄数は1191、変わらずは82銘柄だった。
日経平均株価は反落。米1月卸売物価指数(PPI)が市場予想を上回る上昇となり、インフレに対する警戒感が台頭するなか、前日のNYダウは大幅反落となった。この米株安が警戒され東京市場も利益確定売りが先行する展開となった。半導体関連などハイテク株に加え、海運株なども軟調だった。
個別銘柄では、レーザーテック<6920>や東京エレクトロン<8035>が安くソフトバンクグループ<9984>、ファーストリテイリング<9983>が軟調。日本郵船<9101>や川崎汽船<9107>も値を下げた。トヨタ自動車<7203>やソニーグループ<6758>も下落した。半面、日本製鉄<5401>や三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>が高く、好決算を発表したブリヂストン<5108>が上昇。