2月24日のNY為替概況

通貨
2023年2月25日 5時10分

24日のニューヨーク外為市場でドル・円は、135円30銭から136円52銭まで上昇し引けた。

米連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ指標として注目の1月コアPCE価格指数は前年比での伸びが12月から鈍化予想に反し拡大し、インフレの鈍化が容易ではないあらたな証拠となった。さらに、同月個人支出が3カ月ぶりプラスに予想以上に改善。2月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値や1月新築住宅販売件数も予想外に改善する良好な結果を受けて、FRBの長期利上げ観測が強まり米国債相場は反落。長期金利上昇に伴いドル買いが加速した。一方、日銀の新体制でも緩和策が維持されるとの見方に円売りも継続。

ユーロ・ドルは、1.0574ドルから1.0536ドルまで下落し、引けた。

ユーロ・円は143円11銭から144円01銭まで上昇。日銀の緩和継続の思惑に円売りが加速した。

ポンド・ドルは、1.1988ドルから1.1929ドルまで下落。

ドル・スイスは、0.9360フランから0.9407フランまで上昇した。

【経済指標】・米・1月コアPCE価格指数:前年比+4.7%(予想:+4.3%、12月:+4.6%←+4.4%)・米・1月個人所得:前月比+0.6%(予想:+1.0%、12月:+0.3%←+0.2%)・米・1月個人支出:前月比+1.8%(予想+1.4%、12月-0.1%←-0.2%)・米・2月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値:67.0(予想:66.4、速報値:66.4)・米・2月ミシガン大学1年期待インフレ率確報値:4.1%(予想4.2%、速報値:4.2%)・米・2月ミシガン大学5-10年期待インフレ率確報値:2.9%(予想2.9%、速報値:2.9%)・米・1月新築住宅販売件数:67万戸(予想:62.0万戸、12月:62.5万戸←61.6万戸)

《KY》

提供:フィスコ

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