三協立山は5連騰で昨年来高値が視界、増配にもかかわらず0.2倍台の超低PBRに着目
三協立山<5932>が大幅高で5連騰、ここ上げ足を一気に強めてきた。昨年1月12日につけた755円の昨年来高値も視野に入る局面だ。住宅用などを中心とするアルミ建材大手で、資材コストの上昇を製品価格への転嫁で相殺し、23年5月期は営業利益こそ前期比微減見通しながら、売上高は2ケタ増収を見込んでいる。注目ポイントはPBRが0.2倍台と超割安圏にあること。有配企業でしかも23年5月期は前期実績比5円増配となる20円を計画するなど株主還元姿勢を強めている。信用買い残も低水準で上値を見込んだ買いが継続している。