本日注目すべき【好決算】銘柄 冨士ダイス、セ硝子 (27日大引け後 発表分)
2月27日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。
冨士ダイス <6167> [東証P] ★今期最終を56%上方修正・4期ぶり最高益、配当も10円増額
◆23年3月期の連結最終利益を従来予想の8.2億円→12.8億円に56.1%上方修正。増益率が3.8%増→62.0%増に拡大し、4期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。旧大阪工場(大阪府吹田市)跡地の売却に伴い、売却益5億円が発生することが最終利益を押し上げる。
併せて、期末一括配当を従来計画の22円→32円(前期は22円)に大幅増額修正した。配当利回りは5.34%に上昇。
セ硝子 <4044> [東証P] ★今期最終を28%上方修正・最高益予想を上乗せ
◆23年3月期の連結最終損益を従来予想の290億円の黒字→370億円の黒字(前期は398億円の赤字)に27.6%上方修正し、従来の18期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。原材料上昇分の製品価格への転嫁を進めたことが要因。東京都江東区に保有する固定資産の売却に伴う売却益約128億円を計上することも最終利益を押し上げる。
株探ニュース