リネットJがカイ気配切り上げ、福祉事業のアニスピホールディングスの子会社化を材料視
リネットジャパングループ<3556>がカイ気配を切り上げている。1日の取引終了後、ペット共生型の障がい者向けグループホーム事業などを運営するアニスピホールディングス(東京都千代田区)の株式取得と子会社化を発表した。これを材料視した買いが集まったようだ。
アニスピホールディングスのグループホームの開設数は累積で約1200拠点に上るという。リネットJは小型家電リサイクル事業の現場において知的障がい者の雇用を創出し、福祉領域のソーシャルケア事業部を新規事業として立ち上げた経緯がある。リネットJは福祉事業とリサイクル事業の双方のシナジー創出に向けた戦略的買収と位置付けるとともに、今後、同業他社や福祉周辺事業のM&Aも積極的に推進する方針を示している。