Jテック・Cが大幅高で3000円大台乗せ、半導体向けハイスペック商品に思惑
ジェイテックコーポレーション<3446>が上昇加速、一時250円を超える大幅高で3000円大台を回復する場面があった。研究・実験施設向けに高精度X線集光ミラーを手掛けるほか、次世代半導体向けに独自技術を駆使して開発したハイスペックな次世代半導体研磨装置には多方面から引き合いが旺盛だ。
そうしたなか、トヨタ自動車<7203>やNTT<9432>、ソニーグループ<6758>といった日本を代表する大手企業8社の出資で設立された日の丸半導体新会社ラピダスの動向に注目が集まっている。ラピダスは北海道千歳市に5兆円規模の巨額投資で半導体工場を設立する計画を発表したが、今後Jテック・Cが製造する超ハイスペックなX線集光ミラーや次世代半導体研磨装置などの受注機会獲得の思惑につながり、株価を強く刺激しているもようだ。