山一電機が急動意、超低PERで4.5%前後の高配当利回りで見直し人気
山一電機<6941>が急動意、マドを開けて一時80円高の1955円まで駆け上がった。テスター用を中心に半導体ソケットを主力に展開するほか、光学フィルターなど光関連製品も手掛ける。2月24日取引終了後には、フィリピンの連結子会社が生産工場を新設(土地はすでに取得済み)することを発表、半導体ソケットの安定した供給体制構築に動き出しており、今後の業容拡大に期待がかかる状況にある。半導体周辺企業で足もとの業績も会社側の想定を上回り好調に推移しているにもかかわらず、PERが6倍台と極めて低位にあり見直し買いを誘発している。更に配当利回りが4.5%前後と高く、3月期末に向けた配当権利取りの動きも株高を後押ししている。