日本駐車場が急落、直近四半期の最終増益率鈍化を嫌気
日本駐車場開発<2353>が急落した。前週末3日の取引終了後、23年7月期の連結業績予想の修正を発表した。売上高は294億円から305億円(前期比16.1%増)、最終利益は36億円から38億円(同21.6%増)にそれぞれ見通しを引き上げた。連結子会社の日本スキー場開発<6040>が業績予想を修正しており、影響を業績予想に織り込んだ。ただ単体決算では最終利益の見通しを引き下げたほか、あわせて発表した23年7月期第2四半期(22年11月~23年1月)の連結最終利益は前年同期比10.8%増と、第2四半期累計(22年8月~23年1月)の最終利益の伸び率61.3%増を大きく下回った。直近の利益の伸びの鈍化を嫌気した売りが膨らんだようだ。