湖北工業が上げ幅拡大、「フォトニック結晶ファイバー」応用装置でイスラエル企業と業務提携
湖北工業<6524>が後場に上げ幅を拡大し、一時3%を超す上昇となった。この日、イスラエル企業のARIEL Photonics社と、フォトニック結晶ファイバー技術を応用したレーザー装置開発に関する業務提携契約を締結したと発表。今後の業績へのポジティブな影響を期待した買いが入ったようだ。
フォトニック結晶ファイバーは、多数の空孔で囲まれた領域に光を閉じ込めて伝搬する光ファイバー。空孔の直径や間隔を制御することで、レーザー加工に適したハイパワー伝送が可能になり、医療機器や産業機器、衛星通信などの分野で新たなアプリケーション展開が考えられるという。ARIEL Photonics社は防衛関連や民生分野の顧客に対しレーザーソリューションの開発などを手掛けており、両社の技術情報の共有などにより、新製品開発を進めていくとしている。