10万円以下で買える、今期最高益＆低PBR 29社【プライム】編 ＜割安株特集＞
少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。ネット証券では顧客開拓のため、約定金額が低い取引の手数料を重点的に引き下げる傾向にあり、投資家は手数料を気にせずに売買が可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには留意したい。
東証プライム上場企業では480銘柄が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は、今期経常最高益を見込み、割安を見分ける基準となるPBR(株価純資産倍率)が1倍未満の銘柄に注目してみた。
下表は東証プライム上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)今期の経常利益が過去最高を見込む、(3)PBRが1倍未満――を条件に投資妙味が高まる29社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PBRは17日現在)
なお、19日(日)16時00分に「10万円以下で買える、今期最高益＆低PBR【スタンダード】編」を配信する予定です。ご期待下さい。
最低投資 ┌ 経常利益 ┐
コード 銘柄名 金額 増益率 今期 PBR
<2982> ＡＤＷＧ 16100 96.2 1870 0.48
<6171> 土木管理 31800 16.8 660 0.99
<6632> ＪＶＣケンウ 36800 147 21000 0.62
<7727> オーバル 45100 135 1100 0.73
<7180> 九州ＦＧ 47400 48.0 36500 0.32
<4220> リケンテクノ 57000 10.3 7600 0.58
<6480> トムソン 57200 44.2 10800 0.59
<8999> グランディ 58600 0.3 3820 0.67
<9310> トランシティ 58900 9.9 9200 0.50
<3452> ビーロット 60500 50.7 3640 0.99
<9274> ＫＰＰＧＨＤ 61000 109 18500 0.63
<3289> 東急不ＨＤ 64300 11.2 81000 0.67
<7347> マーキュリア 69400 11.0 2450 0.82
<5288> アジアパイル 70700 154 5500 0.66
<7972> イトーキ 72800 55.6 6500 0.66
<8070> 東京産 77600 25.7 3300 0.72
<4977> 新田ゼラチン 78600 67.2 2900 0.75
<7283> 愛三工 83300 36.5 14000 0.48
<8158> ソーダニッカ 83300 35.9 2110 0.75
<8331> 千葉銀 85400 9.7 86500 0.60
<6498> キッツ 87500 2.1 12300 0.87
<5803> フジクラ 88600 102 69000 0.89
<1879> 新日本建 90800 4.0 16200 0.55
<5831> しずおかＦＧ 93000 40.2 76000 0.48
<6381> アネスト岩田 93600 18.4 6600 0.96
<9069> センコーＨＤ 94700 3.4 27000 0.88
<6473> ジェイテクト 96000 35.4 59500 0.51
<3105> 日清紡ＨＤ 96400 32.4 27000 0.57
<5121> 藤コンポ 98800 10.9 5300 0.68
※単位は最低投資金額が円、経常利益が百万円、増益率が％、PBRが倍。
※今期最終赤字、無配の企業は除いた。
※過去最高益は同一会計基準内が対象。
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