【市場反応】米週次新規失業保険申請件数が予想外に減少、ドル買い
米労働省が発表した先週分新規失業保険申請件数(3/18)は前週比1000件減の19.1万件と、予想外に前回19.2万件から減少し2月末以降で最大となった。失業保険継続受給者数(3/11)は169.4万人と前回168万人から予想以上に増加した。
同時刻に発表された米2月シカゴ連銀全米活動指数は-0.19と、1月0.23から予想外のマイナスに落ち込んだ。米10-12月期経常収支は-2068億ドル。経常赤字は7-9月期2190億ドルから予想以上に縮小し21年4-6月期以降で最小となった。
労働市場のひっぱくが証明されたため利上げ観測が再燃し、金利が上昇。10年債利回りは3.51%まで上昇した。ドル買いも強まり、ドル・円は131円20銭から131円49銭まで上昇。ユーロ・ドルは1.0893ドルから1.0873ドルへ下落した。
【経済指標】・米・10-12月期経常収支:-2068億ドル(予想:-2133億ドル、7-9月期:-2190億ドル←-2171億ドル)・米・2月シカゴ連銀全米活動指数:-0.19(予想:0.10、1月:0.23)・米・先週分新規失業保険申請件数:19.1万件(予想:19.7万件、前回:19.2万件)・米・失業保険継続受給者数:169.4万人(予想:169万人、前回:168万人←168.4万人)
《KY》