話題株ピックアップ【夕刊】(3):セキュア、リネットJ、AMI
■セキュア <4264> 1,236円 +84 円 (+7.3%) 本日終値
セキュア<4264>が後場一段高。同社はきょう、自社が提供している監視カメラシステムや入退室管理システムなどを活用したセキュリティーソリューションを導入したフィットネス施設が300店舗を突破したと発表。これが株価を刺激したようだ。同社はフィットネス施設が抱える課題に対して、トータルソリューションを提案し、無人対応や感染症対策としての施設混雑度の可視化など新しいニーズにも人工知能(AI)顔認証技術などを活用しながら対応しているという。
■リネットJ <3556> 637円 +34 円 (+5.6%) 本日終値
リネットジャパングループ<3556>が7日続伸。同社はきょう、子会社のリネットジャパンリサイクルが新たに品川区及び荒川区と協定を結んだと発表。これにより、東京23区すべての自治体との連携協定が完了したことが買い手掛かりとなったようだ。今回の協定締結で連携する自治体は628、人口換算で8422万人まで拡大。リネットジャパンは14年1月に環境省・経済産業省から小型家電リサイクル法の再資源化事業計画の認定を取得し、全国エリアを対象とする認定事業者の第1号として、宅配便を活用した使用済みパソコンなどの回収サービスを行っている。
■アドバンスト・メディア <3773> 1,592円 +74 円 (+4.9%) 本日終値
アドバンスト・メディア<3773>が後場プラス転換。正午ごろ、23年3月期の期末配当で初配当を実施すると発表しており、好材料視された。配当額は未定。また今後は、配当性向30%を基準として株主還元に取り組むとしている。
■FRONTEO <2158> 634円 +29 円 (+4.8%) 本日終値
FRONTEO<2158>が堅調。23日の取引終了後、創薬支援AIシステム「liGALILEO(リガリレオ)」において、標的遺伝子・分子の評価対象疾患を大幅に拡充したと発表。拡販を期待した買いが入ったようだ。同システムは、自社開発の自然言語解析AIエンジンを用いて、膨大な論文情報や医学薬学データをベースに、遺伝子・分子の創薬標的としてのポテンシャルを分析するもの。今回、対象疾患を1500から1万2000に拡充した。希少疾患の情報が充実したことなどにより、製薬企業の戦略策定に向けた有用な情報提供が可能になるとしている。
■ミナトホールディングス <6862> 588円 +26 円 (+4.6%) 本日終値
ミナトホールディングス<6862>が大幅に3日続伸。同社は23日取引終了後、子会社の日本ジョイントソリューションズ(JJS)が、Webサイトの企画・制作・運営などを手掛けるリバース(山口県山口市)の全株式を取得し子会社化(同社の孫会社化)すると発表。これが材料視されたようだ。株式譲渡実行日は4月3日を予定。リバースがグループに加わることで、今後成長が期待できるWebサイト制作や動画制作の事業を取り込むとともに、業務で高い親和性があるJJSとの協業を推進し、案件獲得機会の拡大や利益率の向上を通じた両社の更なる成長を目指すとしている。
■カラダノート <4014> 834円 +23 円 (+2.8%) 本日終値
カラダノート<4014>が3日続伸。午前9時ごろ、「HOMEドクター」を運営するHOMEドクター(横浜市都筑区)と業務提携を行ったと発表しており、好材料視された。今回の提携は、スマートフォン一つで自宅に医師を呼べる在宅往診サービス「HOMEドクター」を通じて子育て世代の負担軽減を図るのが狙い。提携により、HOMEドクターとカラダノートの育児支援アプリが連携することで、カラダノートのアプリ経由で在宅往診サービスを利用できるようになり、またユーザー特典として医師の交通費が無料になるとしている。なお、23年7月期実績に与える影響は軽微としている。
■鈴茂器工 <6405> 1,056円 +18 円 (+1.7%) 本日終値
鈴茂器工<6405>が4日ぶりに反発。23日の取引終了後、埼玉県鶴ヶ島市に新工場用地を取得すると発表しており、好材料視された。主要顧客である国内・海外の外食・小売業で省人化や機械化の需要が高まっていることを背景に、同社の製品需要も高い水準で推移しており、生産キャパシティーの拡大や生産性の改善による収益性の向上を図るのが狙い。取得価格は24億9700万円。なお、23年3月期業績への影響は軽微としている。
■ビーウィズ <9216> 1,715円 +28 円 (+1.7%) 本日終値
ビーウィズ<9216>が続伸。この日、長崎県雲仙市と包括連携協定を締結したと発表しており、好材料視された。eスポーツを通じた地域の活性化や自治体DXの推進、更にはデジタル技術を活用した生活の利便性向上などで連携するとしている。
■日本フイルコン <5942> 459円 +6 円 (+1.3%) 本日終値
日本フイルコン<5942>が反発。23日の取引終了後、保有する投資有価証券の一部を売却するのに伴い、23年11月期業績に投資有価証券売却益6億円を特別利益として計上すると発表しており、好材料視された。なお、同件による23年11月期業績予想の変更はないとしている。
■SPK <7466> 1,700円 +18 円 (+1.1%) 本日終値
SPK<7466>が反発23日の取引終了後、自動車部品などの二次卸である北光社(徳島県徳島市)の全株式を5月下旬をメドに取得し子会社化すると発表しており、好材料視された。自動車整備・補修のアフターマーケットを主要な事業領域とするSPKグループにとって、地域戦略などの観点からシナジーが期待できると判断したという。取得価額は非開示。なお、来期24年3月期業績への影響は軽微としている。
●ストップ高銘柄
SHINKO <7120> 2,531円 +500 円 (+24.6%) ストップ高 本日終値
ハルメク <7119> 2,881円 +500 円 (+21.0%) ストップ高 本日終値
TDSE <7046> 3,350円 +500 円 (+17.5%) ストップ高 本日終値
以上、3銘柄
●ストップ安銘柄
なし
⇒⇒最高10万円が当たる! 「個人投資家大調査」を実施中
⇒⇒「株探」では、ただいま「個人投資家大調査-2023」を実施しています。
⇒⇒個人投資家は、今どのような投資スタイルで、どんな銘柄に注目し、またこれからの狙い方――などについて調査するものです。
⇒⇒アンケートにご回答いただいた方から、抽選で「QUOカード」を1名の方に10万円分、1名の方に7万円分、33名の方に1万円分を差し上げます。
⇒⇒アンケートは4月2日午後6時までの予定ですが、回答数の状況で、予定より前に終了することもあります。お早めに、ご回答をお願い致します。
株探ニュース