NY外為:ドル反発、ブラード総裁は23年ピーク金利予想さらに引き上げ5.625%へ

通貨
2023年3月25日 0時49分

米セントルイス連銀のブラード総裁は講演で、最近の金利の低下が経済にプラスに寄与する可能性を指摘した。さらに、「米国の銀行セクターは依然強く、柔軟性がある」と自信を表明。適切なマクロ健全性政策で金融ストレスを制御可能にすると言及した。その後、記者団の質問に答え最近の金融ストレスが世界的な危機につながる確率は低く、8割がた金融ストレスが後退し、協議がインフレに移行するとの考えを示した。さらに、強い成長で、23年のピーク金利見通しを5.625%へ引き上げたことも明らかにした。リセッションの確率は低いと見ている。

先に発表された3月製造業、サービスPMIが予想外に改善したことに加え、ブラード総裁のタカ派発言でドルは底堅く推移し、ドル・円は130円50銭前後で推移。ユーロ・ドルは1.0750-55ドルの安値圏で推移した。ポンド・ドルは1.2215ドルで推移。

【経済指標】

・米3月カンザスシティ連銀サービス業活動指数:-4(2月1)

《KY》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.