FフォースGがS高、コストコントロール奏功し12~2月期営業利益38%増
フィードフォースグループ<7068>がストップ高の671円に買われている。30日の取引終了後に発表した第3四半期累計(22年6月~23年2月)連結決算は、売上高29億100万円(前年同期比37.4%増)、営業利益6億8700万円(同3.5%減)と増収減益だったものの、12~2月期では営業利益は前年同期比38.3%増となっており、直近の業績改善を好感した買いが入っているようだ。
前期に連結子会社化したシッピーノ、テープス、フラクタの貢献によりDX事業が大幅増収となったほか、デジタルマーケティング支援を行うプロフェッショナルサービス事業、データフィード管理やソーシャルログインシステムなどを提供するSaaS事業も伸長した。人件費も大幅に増加したが、各事業におけるコストコントロールが奏功し、四半期ベースで大幅増益となった。
なお、23年5月期通期業績予想は、売上高39億700万円(前期比30.0%増)、営業利益9億4700万円(同1.9%増)の従来見通しを据え置いている。