SREHDが急反発、クラウド事業のオペレーション改善など寄与し23年3月期業績予想を上方修正
SREホールディングス<2980>が急反発している。3月31日の取引終了後、集計中の23年3月期連結業績について、売上高が163億円から180億円(前の期比32.6%増)へ、営業利益が16億5000万円から16億9000万円(同21.5%増)へ、純利益が9億3000万円から11億5000万円(同28.9%増)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感されている。
AIクラウド&コンサルティングセグメントにおける、利益水準を意識したクラウドソリューションのオペレーション改善や一部プロダクトの値上げに伴う収益確保、アナリティクス&トランスフォームの案件獲得の伸長などが要因。また、不動産テックセグメントにおいて、立ち上げを計画していたSREアセットマネジメントによる不動産ファンド組成に伴い、保有アセットの一部を売却したことも寄与する。