象印は反発、第1四半期営業益11%減ながら通期計画進捗率90%超
象印マホービン<7965>が反発し、年初来高値を更新した。同社は3日取引終了後、23年11月期第1四半期(22年11月21日~23年2月20日)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比11.4%減の35億2500万円となったが、通期計画39億円に対する進捗率が90%超に達していることが買い手掛かりとなっているようだ。
売上高は同2.4%増の271億2800万円で着地した。調理家電製品は前年を下回ったものの、リビング製品や生活家電製品は順調に推移。利益面では原価や販管費の増加が重荷となった。なお、通期業績予想については従来計画を据え置いている。