インテリクスは4日ぶり反発、12~2月期の業績好転を評価
インテリックス<8940>は4日ぶりに反発している。前週末7日の取引終了後に発表した第3四半期累計(22年6月~23年2月)連結決算は、売上高279億8800万円(前年同期比18.1%増)、営業利益3億5000万円(同41.7%減)、最終損益5300万円の赤字(前年同期2億1500万円の黒字)と増収減益となったものの、12~2月期では営業利益は3.9倍となっており、これが好材料視されている。
先行投資として省エネリノベ「エコキューブ」のテレビCMなどの大規模PRによりコストが増加したことなどが累計営業減益の要因。ただ、収益物件の売却益やリノベーション内装事業の堅調な推移、ホテル宿泊事業の黒字転換などが直近四半期の業績改善につながった。
なお、23年5月期通期業績予想は、売上高424億1700万円(前期比17.4%増)、営業利益9億3000万円(同31.8%減)、最終利益4億2000万円(同34.6%減)の従来見通しを据え置いている。