カーチスHDがS高カイ気配、中国企業との投資枠組み契約意向書の締結を材料視
カーチスホールディングス<7602>がストップ高の水準となる前日比50円高の240円でカイ気配となった。13日の取引終了後、投資活動などを展開する中国企業の新華錦集団(山東省青島市)及び山東膠東航空城投資(同)との間で、投資枠組み契約意向書を締結したと発表。これを材料視した買い注文が集まったようだ。
カーチスHDは新華錦と締結した「戦略合作意向書」をもとに、2019年1月に中古車事業を展開する合弁会社を設立した。だが新型コロナウイルス感染症の拡大を背景に、合弁会社の業務展開は困難な状況にあった。
今回、中国税関総署により青島空港総合保税区運営前の検収が行われ、中古車整備や中継貿易の業務の展開と、展示サービスセンターの建設を推進する条件が整ったことから、新華錦と山東膠東航空城投資とともに共同発展に向けた意向書を締結した。空港総合保税区である中古車輸出基地を、中国北方最大の中古車国際貿易センターに発展させていくことなどを目指す。