RPAは25日線を支持線に上値指向継続、今2月期営業64%増益見通しで根強い買い
RPAホールディングス<6572>が3日ぶり反発、1月中旬以降3カ月にわたり25日移動平均線をサポートラインとする下値切り上げ波動を形成している。同社は中堅・中小企業を主要顧客にAIやロボットを活用してホワイトカラー業務を支援するサービスを展開するが、足もとの業績は回復基調が鮮明だ。圧倒的なスピードでルーティーンワークをこなす事務作業代行ソフト『BizRobo(ビズロボ)!』の需要開拓が進んでいる。また、RPAソリューションの提供などでソフトバンク<9434>と資本・業務提携を行っていることで、今後の展開力にも注目が集まっている。
前週末14日取引終了後に発表した24年2月期の業績見通しは、売上高が前期比11%増の66億円と2ケタ成長を確保し、営業利益が同64%増の5億円と大幅増益を見込んでおり、これが根強い買いを誘引している。