東京株式(前引け)=小反落、狭いゾーンでのもみ合いに終始

市況
2023年4月17日 11時46分

17日前引けの日経平均株価は前営業日比18円16銭安の2万8475円31銭と小幅反落。前場のプライム市場の売買高概算は4億6249万株、売買代金概算は1兆968億円。値上がり銘柄数は694、対して値下がり銘柄数は1041、変わらずは99銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は強弱観対立のなか売り買いが交錯し、日経平均が2万8000円台半ばの狭いゾーンでもみ合う展開となった。朝方は買いが先行したものの上値は限定的だった。しかし、下値では押し目買いが活発であり、前場取引後半はマイナスに転じたものの下げ幅はわずかにとどまっている。外国為替市場で1ドル=133円台後半の推移とドル高・円安に振れていることも全体相場にポジティブに働いている。ただ個別で見ると、値下がり銘柄数は1000を上回り、値上がり銘柄数を大きく上回った。

個別では日本郵船<9101>、商船三井<9104>など海運株がしっかり、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも堅調。マネーフォワード<3994>が商いを伴い値を飛ばした。DDホールディングス<3073>はストップ高人気。アークランドサービスホールディングス<3085>が急騰、Sansan<4443>も大幅高となった。半面、ファーストリテイリング<9983>が売られたほか、ソニーグループ<6758>、日本製鉄<5401>なども冴えない。丸紅<8002>など総合商社も軟調。ヨシムラ・フード・ホールディングス<2884>が急落したほか、ジンズホールディングス<3046>、アークランズ<9842>なども大幅安となった。

出所:MINKABU PRESS

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