本日注目すべき【好決算】銘柄 サンウェルズ、ダイハツデ、ハイデ日高 (20日大引け後 発表分)
4月20日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。
サンウェルズ <9229> [東証G] ★前期経常を12%上方修正・最高益予想を上乗せ
◆23年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の10億円→11.2億円に12.4%上方修正。増益率が2.9倍→3.2倍に拡大し、従来の5期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。パーキンソン病専門の有料老人ホーム「PDハウス」の稼働率が新規施設を中心に想定を大きく上回ったことが寄与。
キャピタルA <3965> [東証S] ★上期経常を2.3倍上方修正
◆23年9月期上期(22年10月-23年3月)の連結経常損益を従来予想の8000万円の黒字→1億8000万円の黒字(前年同期は1億6500万円の赤字)に2.3倍上方修正した。売上高は計画を下回ったものの、受託事業でプロジェクト管理の合理化を実現したことなどが上振れの要因となった。
GDH <4437> [東証G] ★23年3月期に初配当5円を実施へ
◆従来無配としていた23年3月期の期末一括配当は初配当となる5円を実施する方針とした。足もとの業績動向や財務状況などを踏まえ、株主への利益配分を行う。
仁丹 <4524> [東証S] ★前期経常を一転82%増益に上方修正、配当も2.5円増額
◆23年3月期の連結経常利益を従来予想の3億2000万円→6億2000万円に93.8%上方修正。従来の5.9%減益予想から一転して82.4%増益見通しとなった。ジェネリック医薬品で昨年6月に投入した高脂血症用剤の販売が想定より伸びたうえ、フレーバーカプセルの値上げ効果も寄与した。効率的な生産稼働と合理的な研究開発投資に取り組んだことも上振れの要因となった。
業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の37.5円→40円(前の期は37.5円)に増額修正した。
ダイハツデ <6023> [東証S] ★前期経常を14%上方修正、配当も13円増額
◆23年3月期の連結経常利益を従来予想の32億円→36.6億円に14.4%上方修正。増益率が27.7%増→46.0%増に拡大する見通しとなった。海外を中心にメンテナンス関連の需要が想定以上に増加したことが上振れの要因。
併せて、配当方針の変更などを踏まえ、期末一括配当を従来計画の15円→28円(前の期は15円)に大幅増額修正した。今後は配当性向30%をメドに下限を1株当たり15円とする。
ハイデ日高 <7611> [東証P] ★今期配当を5円増額修正
◆24年2月期の上期配当を従来計画の12円→17円(前年同期は12円)に大幅増額し、年間配当は29円になる。創業50周年記念配当5円を実施する。
株探ニュース