個人投資家・有限亭玉介:バフェット氏が見る日本株と足元で動意づく注目株【FISCOソーシャルレポーター】
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2023年4月24日11時に執筆
ウォーレン・バフェット氏が日本株に興味を示しているとは言え、商社株以外ではどのような銘柄へ投資を検討しているのか気になるところです。長期保有を前提とした割安の大型株の中でバフェット氏が選ぶ日本企業とは…。
改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
バフェット氏が投資先を選ぶ際に重要視している点の1つに「自分が理解できるビジネス」を挙げているのは有名な話ですな。日本の技術が光る半導体やゲーム関連、銀行など金融関係の大企業が投資対象に当て嵌まると分析しているアナリストもいるようですねぇ。
短期スパンで取引を行っている個人投資家にはバフェット氏のような底値で買って長期保有という投資手法は難しいかもしれませんが、是非とも世界一の投資家が選ぶ銘柄はチェックしておきたいものですよ。バフェット氏が選ぶ銘柄と同じテーマや関係の深い企業にも思惑買いが入る可能性がありますからねぇ。
海外投資家から見れば、世界的な金融システム不安の中で比較的不安が少ない日本は安全地帯のような見方もできます。10~20年先も続くビジネスだと確信を持って投資をするバフェット氏と、安定志向の日本企業は相性が良いのかもしれませんな。ここ数年で働き方改革やDXなども積極的に導入され、日本企業の負の側面も改善されつつあります。
日銀には春から植田新総裁が就任し、マクロ的にも日本経済が生まれ変われるのか期待も募っている事でしょう。目下の相場も強気でバフェット氏を始めとする海外投資家の買いが合わされば、日経平均3万円台へ突入も目指せるか…地合いが良い強気相場では、個人投資家好みの目先に先高感があり、よく動く銘柄をチェックして参りますよ。
リサイクルショップを運営するトレジャー・ファクトリー<3093>は、4月12日の決算後に動意しました。24年2月期も過去最高益を更新する見通しで、チャートは長期で安定した上昇トレンドを築いておりますな。
ユニークな形態の飲食店やアミューズメント事業を展開するDDホールディングス<3073>は、4月14日発表の決算が好感されると動意しました。さらに同月21日には中期経営計画を発表しております。アフターコロナでインバウンドの需要拡大を捉えるか注視です。
ドトールと日本レストランが統合したドトール・日レスHD<3087>もアフターコロナ関連として思惑がありますな。4月14日の決算は好業績に加えて年間配当を2円増配も発表しました。チャート(日足)も底堅く推移しており、年初来高値を更新した後も監視を強めていきたいですな。
訪日外国人向け旅行業を運営するHANATOUR JAPAN<6561>は、インバウンド関連として物色されているようです。じわじわと下値を切り上げて年初来高値を更新した後は、5月15日の決算発表前後で値動きがあるか監視中。
ソーシャルゲームが主力のケイブ<3760>は、「東方 Project」のIP許諾を受けた新規ゲームのリリースを今年の11月22日と発表すると窓を開け急動意しております。12-2月期の直近3ヶ月の業績では経常利益は黒字になった事も好感されましたな。
首都圏でスーパー等を展開するOlympicグループ<8289>は、底値圏での保ち合いから4月13日の決算後に動意したようですねぇ。23年2月期の経常利益は1.56億円で着地しましたが、24年2月期は20億円に拡大する予想です。底値からトレンド転換できるか監視中。
最後は4月14日の上方修正が好感されたスルガ銀行<8358>ですな。その後は下値を切り上げて年初来高値を更新しております。PER・PBRも割安で、株主還元策が発表される可能性もあるか…。同月21日には中期経営計画を発表しており、5月12日の決算で24年3月期予想がどうなるか監視です。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
《TY》