東京株式(前引け)=小反落、大型連休前で朝高後に値を消す
2日前引けの日経平均株価は前営業日比18円35銭安の2万9104円83銭と小幅反落。前場のプライム市場の売買高概算は5億922万株、売買代金概算は1兆3020億円。値上がり銘柄数は423、対して値下がり銘柄数は1348、変わらずは62銘柄だった。
きょう前場の東京株式市場は、朝方は買い優勢で日経平均株価は高く始まったものの、買い一巡後は上値の重い展開となり、前引け時点ではマイナス圏に沈んでいる。大型連休を控え手控えムードが強い。いっぽう、日経平均の下げ幅は小さいものの、値下がり銘柄数は全体の74%を占めるなど売り圧力の強い地合いだった。売買代金は1兆3000億円台と比較的高水準をキープしている。
個別では三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクが安く、日立製作所<6501>、メルカリ<4385>なども軟調。ニッカトー<5367>、リケンテクノス<4220>などが急落した。半面、レーザーテック<6920>が朝安後にプラス圏に切り返したほか、イビデン<4062>が大幅高となり、アドバンテスト<6857>なども上昇した。KeePer技研<6036>、ルネサスエレクトロニクス<6723>なども物色人気。