2日のNY市場は続落
NYDOW : 33684.53 (-367.17)
NASDAQ : (12080.51;-132.09)
CME225 : 28815 (-315(大証比))
[NY市場データ]
2日のNY市場は続落。ダウ平均は367.17ドル安の33,684.53ドル、ナスダックは132.09ポイント安の12,080.51で取引を終了した。地銀ファースト・リパブリック(FRC)の破綻後、地銀のリスクを見直す動きから金融不安が再燃し、寄り付き後、下落。同業パックウエスト(PACW)などの株価が急落し、再三にわたり取引が停止される荒い動きを受け、金融セクターの警戒感が一段と強まり相場全体を押し下げた。さらに、3月JOLTS求人件数が予想以上に減少、解雇者が増えたことが明らかになると景気後退懸念も売り材料となり下げ幅を拡大。終盤にかけて下げ止まったものの、連邦公開市場委員会(FOMC)結果公表を目前に控えるなか戻りも鈍く、主要株価指数は続落で終了した。セクター別では小売りが小幅上昇した一方で、エネルギーや銀行が下落した。シカゴ日経225先物清算値は大阪日中比315円安の28815円。ADR市場では、対東証比較(1ドル136.44円換算)でトヨタ自<7203>、ソニーG<6758>、三菱UFJ<8306>、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>をはじめ全面安となった。
《YN》