力の源HDが後場急伸、23年3月期の業績上振れと24年3月期の2ケタ増益を好感
力の源ホールディングス<3561>が後場に入り急伸している。午前11時30分ごろに発表した23年3月期連結決算が、営業利益22億8100万円(前の期比2.2倍)と従来予想の17億1000万円を大きく上回って着地したことに加えて、24年3月期も同25億4000万円(前期比11.4%増)と2ケタ増益を見込むことが好感されている。
23年3月期は、冬季における新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響が軽微だったことに加えて、為替の変動が小さかったこと、更に費用の抑制が実現したことなどが利益を上振れさせたとしている。
続く24年3月期は、国内外ともに既存店の緩やかな成長と新規出店による売上高の増加を見込んでおり、特に海外は出店を加速することで売上高は283億6100万円(同8.6%増)を予想。また、コストコントロールや各種DX施策の推進などにより増益を確保する見通しだ。