10万円以下で買える、大幅増益&低PBR 30社【プライム】編 <割安株特集>
少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。ネット証券では顧客開拓のため、約定金額が低い取引の手数料を重点的に引き下げる傾向にあり、投資家は手数料を気にせずに売買が可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには留意したい。
東証プライム上場企業では445銘柄が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は今期の経常利益が前期比10%以上の大幅増益を見込み、割安を見分ける基準となるPBR(株価純資産倍率)が1倍未満の銘柄に注目してみた。
下表は東証プライム上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)今期経常利益が前期比30%以上増益、(3)PBRが1倍未満――を条件に投資妙味が高まる30社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PBRは12日現在)
なお、14日(日)16時00分に「10万円以下で買える、大幅増益&低PBR【スタンダード】編」を配信する予定です。ご期待下さい。
最低投資 ┌ 経常利益┐
コード 銘柄 金額 増益率 今期 PBR
<2982> ADWG 18500 96.2 1870 0.56
<8338> 筑波銀 20500 121 3900 0.19
<5017> 富士石油 25900 44.6 6800 0.28
<6472> NTN 30100 90.9 23000 0.72
<6853> 共和電 35500 32.8 1000 0.57
<6742> 京三 42500 56.5 4200 0.58
<4620> 藤倉化 42600 181 1500 0.36
<4228> 積化成 43200 141 1700 0.34
<7987> ナカバヤシ 47700 219 3000 0.50
<3864> 三菱紙 49500 110 6500 0.30
<4215> タキロンCI 52700 35.1 8000 0.56
<7702> JMS 53300 87.7 1100 0.34
<7244> 市光工 53900 34.6 7200 0.92
<6440> JUKI 59700 158 3000 0.50
<9514> エフオン 66700 87.4 2200 0.78
<7337> ひろぎんHD 68800 110 39500 0.43
<3608> TSIHD 69600 42.5 5500 0.59
<7955> クリナップ 70100 40.4 5000 0.46
<4246> DNC 71800 151 7200 0.67
<7280> ミツバ 73500 148 15000 0.49
<2060> フィードワン 75200 105 3500 0.64
<6470> 大豊工業 78600 81.7 2200 0.34
<4248> 竹本容器 79700 49.8 1360 0.89
<8418> 山口FG 83500 36.2 35000 0.31
<7972> イトーキ 83700 55.6 6500 0.73
<1930> 北陸電工 87600 38.3 3500 0.60
<3941> レンゴー 90600 70.8 49000 0.60
<7222> 日産車体 90700 73.9 8900 0.71
<3454> Fブラザーズ 90900 86.2 2525 0.59
<3407> 旭化成 96310 35.8 165000 0.80
※単位は最低投資金額が円、増益率が%、経常利益が百万円、PBRが倍。
※通期予想が最終赤字、今期無配の銘柄は除いた。
株探ニュース