コナカが後場上げ幅を拡大、ファッション事業の粗利改善で上期営業利益は計画上回る
コナカ<7494>が後場上げ幅を拡大している。正午ごろに発表した第2四半期累計(22年10月~23年3月)連結決算が、売上高365億9200万円(前年同期比6.4%増)、営業利益7億5900万円(前年同期5億3700万円の赤字)となり、従来予想の売上高365億600万円、営業利益4億7500万円を上回って着地したことが好感されている。
オーダー事業の継続的な成長に並行して既製スーツの売り上げが堅調に回復していることに加えて、フレッシャーズ商戦でスリーピーススーツや単品ベストが好調だった。これらによりファッション事業の売上総利益率が改善したことに加えて、販管費を抑制したことが寄与した。
なお、23年9月期通期業績予想は、売上高693億3200万円(前期比9.7%増)、営業利益4億4100万円の赤字(前期32億5500万円の赤字)の従来見通しを据え置いている。