レーザーテックなど半導体関連株の上昇目立つ、SOX指数切り返し急で買い戻し誘発
レーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>など半導体製造装置関連株が軒並みカイ気配でスタートする展開で上値指向を強めている。前日の米国株市場では、エヌビディア<NVDA>やアプライド・マテリアルズ<AMAT>、アドバンスト・マイクロ・デバイシズ<AMD>といった半導体主力株が揃って年初来高値を更新するなど半導体セクターへの買いが顕著となっており、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も2.5%高と大きく切り返した。東京市場でもここにきて半導体関連株が戻り足を強めており、全体指数の上昇に貢献しているが、きょうは一段と上げ足に弾みがついている。半導体市況の底入れが見えないなか、関連株には貸株調達を伴う空売りが入っているケースも多く、買い戻しを誘発している。