東京株式(前引け)=318円高、一時3万900円台まで上昇
19日前引けの日経平均株価は前日比318円54銭高の3万892円47銭。前場のプライム市場の売買高概算は6億3767万株、売買代金は1兆7903億円。値上がり銘柄数は1044、値下がり銘柄数は699、変わらずは92銘柄だった。
日経平均株価は連日の上昇。前日のNYダウが、米債務上限問題の合意期待で115ドル高と続伸したことも追い風となり、東京市場も値を上げてスタート。21年9月14日の終値3万670円を抜きバブル後高値を上回って始まった。日経平均株価は7日連続高となるなか一時、1990年8月以来、約33年ぶりとなる3万900円台まで上昇した。買い一巡後は上昇幅が縮小する場面もあったが、下値を拾う動きは強く前引けにかけ値を戻す展開となった。
個別銘柄では、レーザーテック<6920>や東京エレクトロン<8035>といった半導体関連株が高く、三菱商事<8058>や三井物産<8031>など商社株もしっかり。ソフトバンクグループ<9984>やリクルートホールディングス<6098>が値を上げた。半面、ソニーグループ<6758>や任天堂<7974>が安く、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>が軟調。日本郵船<9101>や日立製作所<6501>が値を下げた。