本日注目すべき【好決算】銘柄 レオン、日本プラスト、沖縄電 (22日大引け後 発表分)
5月22日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。
レオン <6272> [東証P] ★前期経常が上振れ着地・今期は10%増益へ
◆23年3月期の連結経常利益は前の期比2.2倍の32億円に急拡大し、従来予想の26.9億円を上回って着地。続く24年3月期も前期比10.3%増の35.4億円に伸びる見通しとなった。前期は国内で食品成形機などの販売が好調だったほか、米ベーカリーは値上げ効果や需要回復、円安を背景に収益が急改善した。今期は国内で省電力化や食品ロス削減に対応する新機種の提案を行い、海外では中国市場での販売強化やインド・アフリカの市場開拓を目指す。
日本プラスト <7291> [東証S] ★今期経常は黒字浮上、2.5円増配へ
◆23年3月期の連結経常損益は7.4億円の赤字(前の期は2.8億円の赤字)に赤字幅が拡大したが、従来予想の10億円の赤字を上回って着地。続く24年3月期は8億円の黒字に浮上する見通しとなった。前期上振れは為替差益や補助金収入を計上したことが要因。今期は自動車生産が徐々に回復するほか、新車効果も見込まれ、17.3%の増収を計画する。
併せて、今期の年間配当は前期比2.5円増の12.5円に増配する方針とした。
沖縄電 <9511> [東証P] ★非開示だった今期経常は黒字浮上へ
◆非開示だった24年3月期の連結経常損益は56億円の黒字(前期は487億円の赤字)に浮上する見通しとなった。5月19日に電気料金の値上げが認可されたことを受けて業績予想を開示した。電気料金の値上げで売上高が増加することに加え、燃料価格の下落や他社購入電力料の減少なども織り込んだ。なお、配当は引き続き未定とした。
株探ニュース