レントラクスが急反騰、4月の月次売上高32%の大幅増で株価V字回復に弾み
レントラックス<6045>が急反騰、一時7.6%高の790円まで買われた。同社は成果報酬型広告サービスを展開しているが、23年3月期通期業績の下方修正を受け今月11日に急落を余儀なくされた経緯がある。しかし、貸倒引当金の特損計上で最終利益は大幅減額となったものの、営業利益段階では小幅の下方修正にとどまっており、売上高は逆に従来計画から上振れる内容だった。市場では「決算プレーによる過剰反応」(中堅証券ストラテジスト)という見方もあり、その後は急速にリバウンドに転じている。そうしたなか、22日取引終了後に発表した4月の月次売上高が、前年同月比32.3%増(取扱高は50.6%増)となったことを開示、これが株価を強く刺激する格好となった。