リプロセルが急落、ステムカイマル国内第2相試験結果発表も楽観姿勢限られる

材料
2023年5月25日 10時26分

リプロセル<4978>が急落した。24日の取引終了後、再生医療製品「ステムカイマル」による脊髄小脳変性症を対象とした国内の第2相臨床試験の結果を発表した。治験薬との関連が疑われる重篤な有害事象は発生せず、安全性が確認された。また、部分集団解析を実施したところ、プラセボ効果の影響が少なく、プラセボ群が自然歴に近いベースの高い部分集団では、ステムカイマルの効果が明らかになったという。

一方、発表資料には名古屋大学大学院医学系研究科教授による「部分集団解析では有効性に関わるデータも得られたため、今後さらに詳細な検討が必要と考えられる」とのコメントを記載した。新薬の実用化にはなお時間がかかると受け止めた一部の投資家の売りを促したようだ。同社は今後も承認申請の準備を進めていくとしている。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.