東京株式(前引け)=反発、半導体関連に物色人気集中

市況
2023年5月25日 11時46分

25日前引けの日経平均株価は前営業日比165円39銭高の3万848円07銭と反発。前場のプライム市場の売買高概算は6億2869万株、売買代金概算は1兆7858億円。値上がり銘柄数は809、対して値下がり銘柄数は919、変わらずは107銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は朝方に売りが先行し、日経平均は安く始まったものの売り一巡後は買いが優勢となり、寄り後わずかな時間で上昇に転じた。前日の欧米株市場が全面安に売られた流れを受け、リスク回避の動きが予想されたが、その後は押し目買いで切り返しに転じている。米画像処理半導体大手のエヌビディア<NVDA>が決算発表を受け、時間外で急騰した流れを引き継ぎ、半導体セクターへの買いが際立っている。一方、内需株には売りが目立つ。前引け時点では、値上がり銘柄数を値下がり銘柄数が100あまり上回っている。

個別ではアドバンテスト<6857>が商い急増のなか大幅高となったほか、東京エレクトロン<8035>も高い。また、ソシオネクスト<6526>、ディスコ<6146>、イビデン<4062>など半導体株に物色人気が集中。このほかエーザイ<4523>、ホンダ<7267>などが上昇、富士フイルムホールディングス<4901>も堅調。藤倉コンポジット<5121>、ブレインパッド<3655>なども値を飛ばした。半面、日本郵船<9101>が安く、日立製作所<6501>も軟調。三菱重工業<7011>も売りに押された。日本ケミコン<6997>が急落、アイスタイル<3660>も大幅安となった。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.