明日の為替相場見通し=140円意識の展開も
今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、一段のドル高・円安が進行するかが注目されそうだ。予想レンジは1ドル=139円10~140円00銭。
米金融引き締めの長期化観測が浮上するなか、この日ドルは一時139円70銭近辺まで上昇した。今晩は米新規失業保険申請件数や米1~3月期GDP改定値などの発表が予定されている。強めの数字が発表された場合、ドルは140円を視野に入れた展開となることも予想される。また、米債務上限問題は引き続き高い関心を集めそうだ。バーキン・リッチモンド連銀総裁、コリンズ・ボストン連銀総裁などの講演やイベント参加も予定されている。