東京為替:ドル・円は上げ渋り、為替介入の思惑で

通貨
2023年5月30日 17時19分

30日の東京市場でドル・円は上げ渋り。日銀総裁が「デフレ状況ではなくなった」と発言し、円買いでドルは一時139円96銭まで値を下げた。その後は米長期金利の上昇でドル買いが強まり、140円93銭まで値を切り上げた。ただ、3者会合で為替介入の思惑から円買い再開。

・ユーロ・円は150円62銭から149円75銭まで下落。

・ユーロ・ドルは1.0725ドルから1.0672ドルまで値を下げた。

・17時時点:ドル・円140円30-40銭、ユーロ・円150円00-10銭

・日経平均株価:始値31,196.24円、高値31,374.83円、安値31,064.19円、終値31,328.16円(前日比94.62円高)

【要人発言】

・鈴木財務相

「為替、引き続きウォッチしていく」

・植田日銀総裁

「物価が持続的に下落するデフレ状態ではなくなった」

「デフレ下の慣行の変更に向けた良い目が出てきている」

「物価は23年度半ばにかけ下げていく見通し」

「賃金上昇を伴う2%にはまだ間がある。粘り強く金融緩和を継続」

「国債は満期まで持ち切る運用」

【経済指標】

・日・4月有効求人倍率:1.32倍(予想:1.32倍、3月:1.32倍)

・日・4月失業率:2.6%(予想:2.7%、3月:2.8%)

・スイス・1-3月期GDP:前年比+0.6%(予想:+0.6%、10-12月期:+0.7%←+0.8%)

・ユーロ圏・4月マネーサプライM3:前年比+1.9%(予想:+2.0%、3月:+2.5%)

《TY》

提供:フィスコ

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