決算プラス・インパクト銘柄・引け後 … 菱洋エレク、はてな、アマナ (5月31日発表分)

特集
2023年6月1日 15時24分

―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―

企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の5月30日から5月31日の決算発表を経て6月1日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.2 はてな <3930>

23年7月期の連結経常利益を従来予想の1億4700万円→2億2200万円(前期は3億4200万円)に51.0%上方修正し、減益率が57.0%減→35.1%減に縮小する見通しとなった。

★No.3 菱洋エレク <8068>

24年1月期の連結経常利益を従来予想の65億円→89億円(前期は44.7億円)に36.9%上方修正し、増益率が45.2%増→98.8%増に拡大する見通しとなった。

★No.4 きょくとう <2300>

23年2月期の経常損益(非連結)は9300万円の赤字(前の期は3億7100万円の赤字)に赤字幅が縮小し、従来予想の1億円の黒字を下回り、黒字予想から一転して赤字で着地。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード 銘柄名    市場  上昇率  発表日 決算期 経常変化率

<2402> アマナ     東G   +25.75   5/31 本決算    赤縮

<3930> はてな     東G   +18.95   5/31   3Q   -48.53

<8068> 菱洋エレク   東P   +15.68   5/31   1Q   364.60

<2300> きょくとう   東S   +0.84   5/31 本決算    黒転

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした6月1日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。

「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

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