「人工知能」が3位、エヌビディア効果で注目度急上昇<注目テーマ>

特集
2023年5月31日 12時22分

★人気テーマ・ベスト10

1  半導体

2  生成AI

3  人工知能

4  半導体製造装置

5  パワー半導体

6  インバウンド

7  総合商社

8  TOPIXコア30

9  ペロブスカイト太陽電池

10  eスポーツ

みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「人工知能」が3位にランクインしている。

人工知能(AI)の進化が目覚ましい。ビッグデータをバックグラウンドとしたディープラーニング(深層学習)技術によって、近年AIのレベルアップが飛躍的に進んだが、昨年から今年にかけて一段とそのスピードが加速した感が強い。米新興企業のオープンAIが手掛ける「ChatGPT(チャットGPT)」の登場を契機に、生成AIに対する世界の注目度が急上昇し、各国の株式市場でAI関連株が急動意をみせるケースが相次いでいる。

AI先進国である米国では、画像処理半導体大手のエヌビディア<NVDA>がその象徴株として株価を上昇させ、直近時価総額がついに1兆ドルを超えた。GAFAMと完全に肩を並べる巨大企業(現在は同社を含め5銘柄)となったが、同社株の人気は米国株市場全体におけるAI関連のテーマ物色にも火をつけている。前日は、法人向けAIアプリケーションを展開するC3.ai<AI>が30%を超える急騰をみせた。

東京市場でもAI関連株に位置付けられる銘柄に物色の矛先が向かい始めた。生成AIの市場拡大を背景に半導体関連株の一角が買われていたが、大型株が中心であり、これまでは中小型株に資金が向かいにくい状況にあった。しかし、全体相場が上昇一服となる中で、比較的時価総額の小さい銘柄にもリターンリバーサル狙いの買いが観測され、つれてAI関連株に投資マネーの視線が集まり始めている。

PKSHA Technology<3993>、ヘッドウォータース<4011>、ティアンドエス<4055>などが注目されるほか、きょうはエヌアイデイ<2349>、ブレインパッド<3655>、アステリア<3853>、シルバーエッグ・テクノロジー<3961>、ユーザーローカル<3984>、ニューラルポケット<4056>、かっこ<4166>、エクサウィザーズ<4259>、HEROZ<4382>、pluszero<5132>、テクノロジーズ<5248>、メタリアル<6182>、HPCシステムズ<6597>、ポート<7047>などが買いを集めている。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.