株価指数先物【昼のコメント】 TOPIX型優位のなかNT倍率は先物中心限月で14.44倍に低下
日経225先物は11時30分時点、前日比230円高の3万1380円(+0.73%)前後で推移。買い先行ながら寄り付きは3万1340円と、シカゴ日経平均先物(3万1400円)には届かず、直後に3万1280円まで上げ幅を縮めるなど、利食いの動きが見られた。ただし、現物の取引開始直後に3万1420円まで買われ、その後は3万1300円から3万1400円辺りで保ち合っている。
エヌビディア<NVDA>の強い値動きが支援材料として期待されたが、東京エレクトロン <8035> [東証P]やアドバンテスト <6857> [東証P]に対して利益確定が強まった影響により、手掛けづらさもみられた。しかし、ソフトバンクグループ <9984> [東証P]が日経平均株価をけん引し、日経225先物は早い段階でショートカバーが盛り返している。東証プライムの騰落銘柄は8割超が上昇し、TOPIX型優位のなかでNT倍率は先物中心限月で14.44倍に低下した。米雇用統計の発表を控え、リバランスが入りやすいようだが、高値圏の保ち合いレンジでの推移であるため、押し目ではNTロングの組成を意識しておきたい。
株探ニュース