ユビキタスAIが急反騰、AI関連出遅れで人気化し一気に年初来高値を更新
ユビキタスAI<3858>が全般軟調地合いに抗して急反騰、一時14.7%高の444円まで値を飛ばし、約5カ月ぶりに年初来高値を更新した。生成AIの市場が急拡大するなか、米国株市場に追随して東京市場でも人工知能(AI)関連株への物色ニーズが高まっている。足もとでは3ケタ台で相対的に出遅れている銘柄に投資マネーが流れ込んでいる。同社株は組み込みソフトのほかIoT関連ソリューションを手掛け、AI進化のカギを握る量子コンピューター分野への展開にも注力している。ADAS(先進運転支援システム)で重要な役割を担う車載ECUソフト開発分野でも、AI搭載のドライビングシミュレーターで検証可能な「GSIL」の提供を行い、今後の展開が注目されている。
最終更新日:2023年06月06日 10時22分