東京株式(前引け)=急反落、利食い圧力表面化し先物絡みの売りも

市況
2023年6月7日 11時49分

7日前引けの日経平均株価は前営業日比467円44銭安の3万2039円34銭と急反落。前場のプライム市場の売買高概算は8億2413万株、売買代金概算は2兆3061億円。値上がり銘柄数は758、対して値下がり銘柄数は984、変わらずは92銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は朝方は高く始まったものの、買い一巡後は先物主導で値を崩し、日経平均は一時500円を超える下げで3万2000円台を割り込む場面もあった。その後はいったん下げ渋ったものの、前引けにかけて売り直され460円あまりの大幅な下げとなっている。日経平均は前日まで4連騰で、この間に1600円以上も水準を切り上げていたことで目先高値警戒感からの売りが表面化した。また、今週末のメジャーSQ算出を控え、売り仕掛け的な動きも観測された。

個別ではレーザーテック<6920>、アドバンテスト<6857>、東京エレクトロン<8035>といった半導体製造装置関連が値を下げたほか、ソシオネクスト<6526>、ルネサスエレクトロニクス<6723>なども大きく売られた。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも安い。三菱商事<8058>など総合商社株や、SMC<6273>など機械株の下げも目立つ。日本ゼオン<4205>は急落した。半面、川崎重工業<7012>、IHI<7013>などが堅調、岩谷産業<8088>は大幅高。JNSホールディングス<3627>、CIJ<4826>はストップ高、ユーザーローカル<3984>、RPAホールディングス<6572>も値を飛ばした。

出所:MINKABU PRESS

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