ポールHDが自社株の取得上限6.11%に拡大、第1四半期営業益は58%減
ポールトゥウィンホールディングス<3657>は9日の取引終了後、昨年12月に決議した自社株買いに関し、取得株数・総額の上限を引き上げると発表した。取得株数の上限はこれまでの80万株(自己株式を除く発行済み株式総数の2.13%)から225万株(同6.11%)に引き上げた。取得総額の上限は7億円から20億円に拡大した。
取得方法は、これまで東証における市場買付けとしてきたが、東証の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)を追加する。取得期限は6月30日から12月20日に延長した。
同時に発表した24年1月期第1四半期(2~4月)の連結決算は、売上高が前年同期比13.9%増の109億4800万円、営業利益が同58.0%減の2億9400万円だった。メディア・コンテンツや海外ソリューションが売上高の増加に貢献した。半面、積極的な人材採用などに伴う費用が増加した。