5日と25日線【ゴールデンクロス】低PER&低PBR 32社選出 <テクニカル特集> 6月9日版

特集
2023年6月9日 17時20分

9日の東京株式市場は日経平均株価が3日ぶりに急反発。前日まで2日間下落していたことで値頃感からの買いも強かった。6月物限の株価指数先物・オプションの清算値を決める「メジャーSQ」を通過したことで買い安心感も強まり、日経平均の上昇幅は今年3番目の水準を記録した。引き続き海外勢からの買いの流入の思惑も広がるなか、プライム市場全体の約83%の銘柄が値上がり、売買代金は概算で4兆3608億円となった。日経平均終値は前日比623円高の3万2265円。プライム市場の値上がり銘柄数は1522、値下がり銘柄数は266、変わらずは46。

本特集では、テクニカル指標「移動平均線のゴールデンクロス」と割安・割高感を示す株価指標「PER」、理論上の解散価値を示す「PBR」に注目しました。プライム市場において、短期的な上昇トレンドに転換した可能性が高まった、5日と25日移動平均線がゴールデンクロスを9日に示現した銘柄をピックアップ。その中から予想PERがプライム市場平均の 14.91倍、PBRが 1.27倍を下回り、割安感が強い 32社を選び出しました。

選出した銘柄は、本格的な上昇トレンドに転換しない場合でも、PER・PBRが低く下値が限られるため、損失リスクが低いといえます。他の指標も併せて吟味し、買い候補として注目してはいかがでしょう。

⇒⇒ スタンダード・グロース市場を含めた全銘柄版「5日と25日移動平均線のゴールデンクロス」も、併せてご活用ください。

銘柄名     PER PBR

<8078> 阪和興      4.9  0.58

<1301> 極洋       6.5  0.82

<8020> 兼松       6.7  1.23

<1662> 石油資源     7.0  0.56

<7241> フタバ      7.7  0.45

<4463> 日華化学     7.9  0.49

<5020> ENEOS    8.1  0.51

<7570> 橋本総業HD   8.3  0.83

<1980> ダイダン     8.5  0.67

<4093> アセチレン    8.5  0.57

<8173> 上新電      8.6  0.51

<7989> ブラインド    8.9  0.54

<8084> RYODEN   9.4  0.56

<8524> 北洋銀      9.5  0.26

<1942> 関電工      9.6  0.75

<6363> 酉島       9.6  0.97

<1716> 第一カッタ    9.8  0.92

<7510> たけびし     9.8  0.76

<6617> 東光高岳     10.3  0.65

<4023> クレハ      10.5  0.75

<6310> 井関農      10.6  0.40

<9412> スカパーJ    10.8  0.63

<9409> テレ朝HD    11.1  0.42

<5262> 日ヒュム     11.2  0.49

<9932> 杉本商      11.2  0.60

<6330> 東洋エンジ    11.3  0.70

<7182> ゆうちょ銀    11.6  0.41

<6171> 土木管理     12.4  1.03

<4082> 稀元素      13.0  0.64

<5714> DOWA     13.2  0.76

<3934> ベネフィJ    13.5  1.10

<4471> 三洋化      14.2  0.63

※当情報は参考資料・データとして提供しております。売買に関する最終決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。

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