スマレジは3日ぶり急反落、今期営業益計画は過去最高も増益率鈍化で利益確定売り
スマレジ<4431>は3日ぶりに急反落した。13日の取引終了後、23年4月期の単体決算発表にあわせ、24年4月期の業績見通しを開示した。売上高は前期比30.0%増の76億8800万円、営業利益は同2.4%増の9億1400万円を予想する。営業利益は前期に続き過去最高を計画するものの、増益率は前期の実績と比較して鈍化する見通し。サプライズ感に乏しく、株価は直近で堅調に推移していたこともあって、目先の利益を確定する目的の売りが膨らんだ。
今期は収益拡大に向けた積極投資を行う計画。最終利益は同28.3%減の6億3600万円を見込む。23年4月期の売上高は前の期比42.6%増の59億1400万円、営業利益は同30.9%増の8億9300万円と、ともに計画を上回って着地した。