マイクロンが続落 中国当局の規制で中国本社の顧客売上げの約半分が影響=米国株個別

材料
2023年6月16日 23時32分

半導体のマイクロン・テクノロジー<MU>が続落。同社は先月に中国当局から、同社の製品が安全に与える問題があるとして、重要な情報インフラ産業で同社製品の調達を禁じると発表した。米国などによる半導体関連技術の対中輸出規制に対抗する狙いがあるとみられる。

それの影響について同社は先ほどコメントを発表しており、中国本社の顧客売上げの約半分(全世界の売上げの2桁台前半に相当)が影響を受ける危険性があると見ていると述べた。中国サイバーセキュリティ管理局による結論が事業に与える影響は引き続き不確実で流動的だとしている。

同社はこの影響を長期的に軽減するために取り組んでおり、四半期ごとに業績の変動が大きくなることが予想されるとも述べた。同社の長期的な目標は、DRAMおよびNANDでの世界シェアを維持することだとしている。

ただ、同社は中国のチップ工場にさらに43億元(約6億200万ドル)を投資すると述べた。

(NY時間10:19)

マイクロン<MU> 67.33(-1.49 -2.17%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.